自然エネルギーをコミュニティの共有財産として、地域コミュニティ主体で、持続的な視点をもって活用することで、地域の新たな価値や産業を創造し、地域を豊かに再生していくことは可能でしょうか。
そのリサーチ・クエスチョンをもとに、10年にわたり九州での小水力発電の開発に携わった経験や成果をお聞きするオンラインセミナー「もっと知りたい!小水力発電」。
単なる小水力発電開発のストーリーではなく、それを軸に何が生み出され、地域がどう変わっていったのかなど、全3回にわたってお話しいただきました。
セミナーの動画を10月30日までの期間限定で公開いたします。ぜひご視聴ください。
講師:藤本穣彦さん
明治大学政治経済学部准教授。
博士論文「自然エネルギー社会資本整備のための地域主体形成に関する研究」にて工学博 士(2013年、九州大学)。地域レベルでの小水力発電の導入や再生バイオマスの資源循環に関する実践的な研究を、国内外の農村で行っている。島根在住の経験5年(楽しかった学生時代と最初の就職先)。ただし石見地方に限る。
*インタビュー記事 https://www.meiji.net/life/vol309_tokihiko-fujimoto
#1「小水力発電のローカル技術と地域づくり価値」(2021年5月15日)
福岡県糸島市で、地域課題解決を目指し始まった小水力発電の開発。コストなどが課題となる中、海外の技術を学びながら自分たちで設備を開発し、産業創出や人材育成につながったことなどをお話いただきました。
https://youtu.be/zV0z9LJtNpY
#2「「地域小水力」の産業創生とネットワーク」(2021年7月24日)
国からの電力供給がないインドネシアの農村。自分たちで電気を作り出し、それをもとに新しい産業を創出し雇用を生み出している。技術だけでなく、その力の源泉となっている哲学を学び、日本でさらに相互に学び合いながら技術を昇華させていく様子が印象的なお話でした。
https://youtu.be/m7feLbg4h8s
#3「コミュニティ・エネルギーの未来デザイン」(2021年8月28日)
小水力発電開発を入り口にして、地域で対話しながら様々な活動を生み出し、地域づくりを実践している宮崎県五ヶ瀬町の事例をご紹介。
https://youtu.be/LDcitSKZD20
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