(NPO)地域再生機構(岐阜)の協力を得ながら2年間にわたり吉賀町柿木村で実施していた「自然エネルギー学校(小水力発電基礎編・実践編)が終了し、小水力発電設備が完成しました。また、このほど現地で点灯式が執り行われました。
自然エネルギー学校は、基礎編(座学とフィールドワーク)、実践編(調査や発電設備設置)で、小水力発電開発のすべてを学びます。基礎編の実習では、受講者が川に入り流量を測ったり、実践編では、実際に自分たちで測量、資材調達、土木工事、電気工事を行い完成させました。発電設備をつくるだけでなく、すべてのプロセスを体験することで、実際に即した実践経験を持つ小水力発電開発の担い手を育成することも目標のひとつです。
発電した電気は、設備横の工房で利用されます。ごく小さな設備ですので、工房で必要な電気すべてをまかなえるわけではありませんが、こうやって少しでも自然エネルギーの電気を利用しているところが増えていくと嬉しいですね。
県内でこういう設備をもっと増やすこと、自然エネルギーに取り組む人や地域を増やしていくことが今後の大きな目標です。
Comments